ハイロンの徒然日記

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「信長の経済戦略 国盗りも天下統一もカネ次第」を読んで【本の話】

信長の経済戦略 国盗りも天下統一もカネ次第

 

どうもハイロンです!

今回は、最近、読み終えた本を紹介したいと思います。

本のタイトルは「信長の経済戦略 国盗りも天下統一もカネ次第」という本です。

学生の頃を思い出して、読書感想文風で取り上げてみようかなと思います(笑)

 

この本は、本屋で偶然見つけたのですが、織田信長のことをお金の目線から分析したものは今までなかったので、斬新な切り口だなと思ったのと、「強制捜査」という帯のセリフから面白そうだなと感じ買いました。

 

内容的には強制捜査というよりかは、織田信長の行動や政策から、分析や思考するという感じでしたが、信長の経済力、城、金融政策、それから信長が目指した国家戦略(=王政復古計画)という観点から分析しつつ、時折、他の戦国大名との比較も織り交ぜながら展開している感じでした。

 

その中でも特に印象に残っているのは、信長が「港」を重視していて、それが信長の経済力の基盤となり、強力な軍事力(=常備軍)を持つことに繋がったという視点は新しいなと思いました。

 

通常であれば、領地や領土を重視しがちですが、信長は違っていて、自国の領土内にあった港である「津島」を通して、莫大な経済力を得ていた経験から、「港」を持つことで、関税収入をはじめ、交易ルートも手に入れれることを知っていて、さらに大名の軍事力は、物資の調達力と直結していた時代ということで、港を押えれば、他の大名に対して経済封鎖をすることもできるというメリットを理解していて、それを利用したのが他の大名との違いや差になったのかなと思いつつ、確かによくよく考えて見ると理にかなっているなと感心しました。

 

ちなみに「港」を重視していたことに関しては、1568年に室町将軍を擁して上洛した折の労に報いるために、将軍から副将軍か管領職を要請されたが、それを断って、堺、大津、草津に代官を置く許可を願い出ていますし、南蛮貿易を推奨する立場を取っていたことからも明らかですね。

堺→日本経済の一大拠点

大津、草津→西日本から東日本の重要な交易ルートの窓口

 

それから織田信長は、「うつけもの」や「かぶきもの」、「変わり者」というイメージが強いかと思いますが、この本を読んでだいぶイメージが変わりました。

筆者のあとがきにあるように、

世間から評価され、パワーを持つ人は、必ず「人々のことを考えている」ということである。信長が解決してきた問題の数々も、そのほとんどが「世間の人々のためになること」だった。(237ページ)

この考えをベースにして、計画的で、非常に理にかなった数々の政策を実行しながら、既得権益と戦い、天下統一まであと少しというところまで行った、戦国時代の英雄。それが織田信長の本当の姿だったのかなと思いました。

 

「人々のためになること」という視点から考える。

今も昔もその点は変わらないことであり、大切なことなのかもしれないですね。

 

ということで、「信長の経済戦略 国盗りも天下統一もカネ次第」を読んだ感想でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

信長の経済戦略 国盗りも天下統一もカネ次第

信長の経済戦略 国盗りも天下統一もカネ次第